ビデオテープのDVD化

ビデオテープをたくさん所有しているのだが、初期に録画したものは今年で15年目を迎えた。中には絶対に市販化されない貴重なVTRが目白押しである。しかし、15年も経つとそろそろ見られなくなっていやしないだろうかと不安になる。というわけで、ビデオテープをDVDビデオ化して半永久的に保存する事に、今、夢中になっている、というかなりつつあります。

今のところ、ビデオキャプチャボードを使ってパソコンに取り込み、オーサリングソフトで編集してからDVD-Rに焼く手順を使っている。将来的にはHDD内蔵DVDレコーダーを購入するかもしれないが、当分は今のままの状態が続くと思う。高いし、お金ないし。

ここからはちょっと専門的な話。

以前、日記で、まずパソコン上にハードウェアエンコーディングして取り込み、DigiOnAuthor 2 for DVD L.E. で音声をドルビーデジタルAC3化してオーサリング、これを TMPGEnc DVD Author 1.5 でCMカット&チャプター打ち、そして、やっとDVD-Rに書き込んでいると書いた。現在も変わっていない。

ところが、TMPGEnc DVD Author が、ついに Dolby Digital AC3 に対応して既存ユーザーに対してもプラグインの販売が行われる事になった。

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20031121/pegasys.htm

何といっても既存ユーザー向けのプラグインが2,980円なのは嬉しい。Ulead MovieWriter 用のAC3プラグインが6,800円もしていたのでもっと高くなると思っていた。これで DigiOnAuthor2 for DVD L.E. を介して音声を AC3化 する手順を行わずにキャプチャした動画を直接 TMPGEnc DVD Author で読み込んで編集できる。定期的なアクティベーションを必要とするため、インターネット接続環境が必須という点に関して発売元のBBSで論争になっているようだが、我が家のPCの場合、オーサリング専用機はなく全てルーターを介して常時接続しているので、個人的にはそんなに気にしていない。

そういえば、先日、デジオンから DigiOnAuthor3 の優待販売のお知らせメールが来たんだけど、優待販売と言っても通常版の店頭価格と大差ないのが悲しい。キャプチャカード付属の機能限定版からのアップグレードする優位性がないのだ。DigiOnAuthor も再エンコードスキップできたりと、そんなに悪くはないソフトなんだけど、チャプターを打つタイミングを細かく指定できない点、CMカットなどの編集がしにくい点、テンプレートのメニューが派手なものばかりでしっくりこない点などが気になった。

したがって、プラグインを購入次第、キャプチャした動画ファイルを直接 TMPGEnc DVD Author で編集して焼く事になるだろう。というわけで、 TMPGEnc DVD Author 最強。

追記
さっそく、AC3プラグイン購入しました。なかなか良好な感じである。今後は TMPGEnc DVD Author だけで作れそう。