V603SH & V603T 発表

本日、ボーダフォンからV603SHV603Tが発表された。現在、V601SHを使用しているが、他のメーカーに変える気はないので、V603SHに乗り換える魅力はあるだろうか。

前モデルのV602SHと比較すると、サブ液晶がついになくなってしまった。これだけで魅力は大幅ダウンである。V602SHの後継機と言うよりは、V402SHをV6シリーズ相当に機能アップさせたという感が強い。母がV402SHを使用しているが、スウィーベルスタイルは使いにくい、というか、いらない。TV&FMラジオについては、母がV402SHに機種変更する際に、ボーダフォンショップから、東京タワーの近くでもない限りほとんど映りませんとお断りを入れられたそうだ。TV視聴機能に期待して購入した人からの苦情が多かったのであろう。

そもそも、V602SHにおいてサブ液晶がカラーGF液晶からモノクロ1行に退化した時点で、個人的にV601SHを上回る機種は当分出なさそうな予感がしていた。また、ボーダフォンは3Gへの移行を前倒しすべく、今後はPDCに対してハイエンド端末の新機種発表が縮小されるらしい。Vodafone3Gにはステーションはないし、Vアプリの互換性もほとんどない。何より、3G機種は世界共通端末のため操作方法が日本の携帯電話と全く違うらしい。Vodafone3Gに切り替える気は全く起きない。

前社長のグリーンは英国ボーダフォン本社の方ばかり見ていて、顧客の事はちっとも見ていなかったと言わざるを得ない。何が世界共通UIだ。海外でも使えますだ。大部分の日本人には関係がないだろう。世界に合わせるなよ。日本には日本の独自文化がある。UIについては、世界共通と日本の今までの操作体系と切り替え可能な端末を検討してほしい。

津田社長になって、顧客寄りに戻ってくれるのか。改善されないようなら、他のキャリアへの乗り換えも考えざるを得ない。

当分は、V601SHを使い続ける事にする。外装が剥がれてきたら、外装交換をして延命を図ることにする。

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