「45年後・・・」初アニメ化

2月16日現在、ドラえもんの新しい声優の公式発表は全く行われていないが、ネットのあちらこちらで、新声優決定と題して声優を発表しているのを多く目にするようになった。いくつかの掲示板では、コロコロコミック3月号に書いてあったとして、新声優の名を書いている輩をみかけた。中には信じてしまう人も出る始末。コロコロコミック3月号には、新声優に関する情報は一切書かれていない。ドラえもんの新キャストは多くの人々の関心が高いだけに、情報には余計に慎重にならざるを得ない。スキャンまたは撮影したものがアップされない限り、信頼性は著しく低くなる。この種の話題の信頼性で重要視するのは、その情報が書かれているサイト及び、雑誌名である。例えば、来年の映画がのび太の恐竜のリメイクに決まったとの一報が最初に伝わったのは2月13日くらいだったと記憶しているが、コロコロコミック3月号の早売りをスキャンしたと思われる画像が出回っていた。しかし、実際に、この目でコロコロコミック3月号を手にとって確かめるまでは、記事として表に書くことを避けていた。

さて、映画の話題については別に機会に譲ることとして、藤子アニメだいすき!あるぱたいんさんのブログで、3月11日に、過去に一度もアニメ化されていない45年後・・・が放映されるとの情報をキャッチ。さっそく近所のコンビニに出かけて、実際にこの目で「テレビジャパン」3月号を確かめてきた。2月19日に発売されるぼくドラえもん最終号に原作が収録されることに続いて、嬉しいニュースである。45年後・・・については、過去に何度もブログで取り上げてきた。ドラえもんの声優交代が明らかになった際には、「現行のドラえもんは、一度最終回を作って終わらせ、いったん全てをリセットして、第1話からやり直すべきである。個人的には、現在の声優陣での最終回には45年後・・・を使ってほしい。」とも書いた。現在の声優陣での最終回にという願いは叶わなかったが、現行のドラえもんの最後の月にアニメ化され放映されることは素直に喜ばしいと思う。映画ではなくテレビシリーズでの1話としての放映であることから、原作の大幅な改変はなされないものと思われるが、余計なアレンジが入らずに純粋に藤子・F・不二雄が描いたものが伝わればいいと思っている。先週、再放送された「未来の国からはるばると」リメイク版のような改悪だけは避けてもらいたいところだ。



昨年のオールナイト会場にて、ロビーに設置してあったボードに書いた。