2005年4月新番組(1)

とりあえず、既に始まっている番組のみ書いてみる。エマを除いて、次週以降の視聴は未定。

東映ふたりはプリキュアに対する佐藤順一の答えが本作であろうか。しばらく様子見。

蒼穹のファフナーを見ていなかったので何とも言えないが、シリーズ構成の山野辺一記は色々問題のある人らしい。なんかシナリオがおかしいとは感じたが。

AT-Xで既に放送済の作品を地上波用に手直しして放映。実は少し前にダイジェスト版が1話だけ放送されたが、意味がよくわからなかったので事実上の初視聴である。首チョンパや手足がもげてダルマ状態になるなどグロテスクな描写が特徴でもあったはずなのだが、首チョンパは不自然な黒い霧で隠されていた。ちばテレビは他局で切られてしまうセリフをそのまま放映できる局なのだ。放映時間帯をもっと遅くして、無修正版を放映できないだろうか。

ハウス食品名作劇場を彷彿とさせるストーリー。音楽だけのOPとEDもなかなかいい。こういう良質な作品が日曜夜にフジテレビで放映できなくなってしまった世の中が悲しい。

原作は花右京メイド隊ののりしげ。監督はぴちぴちピッチふじもとよしたか。アニメは原作漫画とは違うオリジナル路線らしい。声優の演技力の低さ、作画レベルの低さ、説明なしの強引な展開は見事にピッチと共通している。しかし、あらゆるマイナスの様子が集まって奇跡的に化けたピッチと異なり、本作は最後まで化けることはなさそうだ。
まあ、ぴちぴちピッチ自体、名作とは呼べず迷作なのであるが、中毒的な面白さはあった。本作は、その面白さもない。全てが寒い。ぴちぴちピッチは奇跡の作品だった。
電波主題歌以外に見所なし。

監督はマクロス河森正治だけあって、合体を重視したロボットアニメ。ドラえもんの新声優は今後アニヲタ向けアニメに出ないのではないかとか騒いでいる輩を見たが、しずか役のかかずゆみは本作では主役級キャラとして出ている。しかも、この作品、ロボットが合体する際には、パイロットまで合体するというアヤしい描写もあり、なかなか期待が持てそうではあるが、同時に盛大にコケそうな感じもする。

音楽が梶浦由記という事で見てみたが、時間帯が夕方と言うことで、小学校高学年から中学生向けの作品と感じた。アニヲタに受けそうな要素が乏しいのは仕方がない。梶浦テイストの効いた音楽も流れたが、それ以外の音楽はいたって普通だった。

新番組ではないが、放映延長により2年目に入ったので取り上げてみた。1年目の後半になるにつれてオリジナル話が増え、話の出来不出来の差が大きくなっていた。原作のストックをほとんど使い切ってしまい、今後に不安が残る。また、総監督は引き続き佐藤順一だが、ふしぎ星の☆ふたご姫と掛け持ちでは、あまり深くは関われないだろう。2年目の第1回は、放映時間帯が変わったためか、説明回に当てられていた。それより問題なのは原作者の吉崎観音がぶち切れそうな主題歌になってしまったこと。子供が口ずさめない時点で主題歌失格である。