FictionJunction YUUKA 1st アルバム『Destination』発売記念イベントin お台場ヴィーナスフォート

11月26日、お台場にあるヴィーナスフォートにて、FictionJunction YUUKA 1st アルバム『Destination』発売記念イベントが行われた。この原則としてイベントは事前に抽選に当たった人しか参加できない。

というわけで、行ってきましたヴィーナスフォート。Victor枠だと競争率が高そうだったので、ココログ枠で応募したら、見事に当選した。

今回のライブ会場となったのはヴィーナスフォートにある教会広場。室内ではあるが天井が非常に高く、天井は時間の経過と共に夕暮れから夜景に変わるなど、幻想的な演出が行われていた。また、ステージの横にはレストランがあり、建物の中に別の建物があるような感じになっていて、一部の客席は建物の野外にあるようなレイアウトになっていた。横からではあるがステージが十分に見えそうな感じであった。集合時刻は開始時刻の45分前であったのだが、ココログ当選者はVictor枠とは別の場所に案内された。なんと、ビクター枠より優先して会場に入場できたのだ。つまり最前列で見ることができたという訳である。

入場したのは開始時刻の約30分前、会場までしばらく時間があったので周りを見渡しみた。ステージの横のレストランには、一般客の他に、明らかにイベント目当ての客がいた。抽選には外れたものの、とりあえず現地に来てみたのであろうか。非常に運がいいかもしれない。後ろを見渡すと続々とビクター枠の当選者が入場していたが、後方からだと前の人達の背に阻まれて見えないのではないかと思った。

そしていよいよ開始時刻の13時半となり、司会者が簡単に諸注意をした後、最初に梶浦由記が登場した。お辞儀をした後、暁の車のイントロを弾き始め、、中央の扉からYUUKAこと南里侑香がついに登場した。梶浦由記は緑色のシャツに黒のズボン、南里侑香はピンクのドレスに白いケープを羽織り、黒のロングブーツを履いていた。

今回の曲目は以下の通り。全て Destination の収録曲である。

1.暁の車
2.瞳の欠片
3.誰もいない場所
4.nostalgia
5.聖夜

1曲目は事実上のデビュー曲である機動戦士ガンダムSEEDの挿入歌「暁の車」、2曲目はMADLAXのOPテーマ「瞳の欠片」を歌った。南里侑香の歌声を生で聴くのは昨年1月の幕張メッセ以来であったが、生歌でも偽りのない歌声は素晴らしいものだった。「暁の車」も名曲であることに異論はないのだが、機動戦士ガンダムSEEDを視聴していなかった者としては、個人的に「瞳の欠片」の方が思い入れが強かったので、すごく嬉しかった。

3曲目「誰もいない場所」の冒頭で歌詞を飛ばしてしまった。歌い終えた後、トークタイムになったのだが、梶浦由記は「私は歌詞も書いているのですが、歌うのが難しいらしいです」と南里侑香は、先日、大学の友達とニューヨークに行ったそうで、ミュージカル好きなので3.5泊して6つもミュージカルを見たとか。ただし、そのうちの一つはまるまる寝てしまったそうで、観客を笑わせる。自由の女神の中に入りたかったが、結局入らずに近くを通っただけだったそうで、次に行くときは是非中に入りたいと話した。梶浦由記の場合は仕事でニューヨークに行くことが多く、行くたびに、Century 21 というお店に行くそうだ。もちろん不動産屋ではない。ニューヨーク土産はいつもそこで買っているらしい。

FictionJunction YUUKA としては国内でのレコーディングしかしていないので、次は FictionJunction YUUKA としてニューヨークに行きたいので会場の皆さんもお願いします頼み込み観客を沸かせていた。

4曲目「nostalgia」を歌い終えた後はPVの話になり、出来上がった映像を見てみたら、凄く広い場所で歌っていることに驚いたと話した。続いて、告知コーナーになった。梶浦由記FictionJunction YUUKA のCD発売記念特別番組が現在ビクターエンタテインメントで配信されていることを告知、続いて、南里侑香へと振ったのだが、告知の内容を忘れてしまったのか、なかなか言い出せない。見かねた梶浦由記は「カンペ見る?」と言い出して、カンペを見ながらの告知となった。本日深夜テレビ東京の番組に出る件と、21時から文化放送アニスパにゲストとして出る件を告知した。

また、歌詞を飛ばした件については、FictionJunction YUUKA はあまり人前で歌うことが少ないので、皆さんを見ていたら飛ばしてしまったと釈明していた。

そして、クリスマスは何をして過ごすのかという話題になった。南里侑香は23日まで予定が入っているとのことで、26日に友人を呼んで鍋パーティーをするとの事。

クリスマスの話題が出たということで最後に歌う曲はもう決まったようなものであったが、梶浦由記は「nowhereじゃありませんよ」と言って笑いを誘った。

最後に歌うのは「聖夜」。まだ11月なのでクリスマスには少々速いが、ステージにはクリスマスツリーも飾られており、雰囲気満点であった。

ライブ終了後、二人の直筆メッセージ入りポストカードが全員に配布された。もちろん、レストランで見ていた人にはもらえないものである。

こうして1回目のライブは終わった。このまま帰宅しても良かったのだが、こういう機会は次はいつになるのかわからないし、考えたくもないけど、二度と無いかもしれない。そこで、2回目のライブが始まる前に横のレストランに入った。

運のいいことにステージがよく見える席に案内された。さすがに横からのアングルになってしまうが、後ろの人達よりはいい位置で見られてしまうのが申し訳ない気がした。

2回目の南里侑香の衣装は1回目の時と事なり、青のスカートにコート風の黒い上着を羽織っていた。1回目で歌詞を飛ばしてしまった「誰もいない場所」も2回目はきちんと歌えた。

こうして本日のイベントは無事終了した。1回目のライブで最前列で見るのも良かったし、紅茶を飲みながらじっくりと聞き入るのも良かった。場違いなPPPHを行う者もいなく、観客のマナーも良かった。

最後に、素晴らしいライブを用意してくれた FictionJunction YUUKA のお二人、そしてビクターエンタテインメント枠より優先的に入場させていただいた@niftyの担当者の方、全ての関係者の方に厚くお礼を申し上げます。

人前で姿を現すことが滅多にないだけに、まさか生で梶浦由記が見られて、生演奏が聴けるとは夢にも思わなかった。(文中敬称略)


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会場となったお台場ヴィーナスフォート



ココログ枠はビクター枠とは別の場所に集合



終了後に撮影