「のび太の恐竜2006」の主題歌はスキマスイッチ
スキマスイッチがドラえもん歌う! NHK紅白歌合戦にも出場する人気デュオ「スキマスイッチ」が、人気アニメ映画「ドラえもん のび太の恐竜2006」(06年3月4日公開)の主題歌を歌うことが18日、分かった。06年第1弾シングル(3月1日発売)がそれで映画主題歌を担当するのは初めて。2人は、同作品で声優にも初挑戦する。(報知新聞)
正直、スキマスイッチについては全く無知なので何とも言いようがない。曲は既に出来上がっているようであるが、まだ曲を聴いていないので、映画にふさわしく後世まで残るような名曲であってほしいと願うしかない。大山版ののび太の恐竜で主題歌が武田鉄矢に決まったときはどのような反応だったのか気になる。
テレビ朝日の杉山登チーフプロデューサーは「少し不思議な彼らの世界観が生まれたての映画『ドラえもん』にピッタリ」と、まだ何色にも染まっていない2人を起用した理由を説明する。
強引に理由付けするのもプロデューサーの仕事。「○○なのでドラえもんにピッタリ」。ここ数年は毎年同じようなコメントを見てる。
むしろ問題なのは、
2人は、同作品で声優にも初挑戦する。
この点。劇団ひとり、船越英一郎に次いでまたかよ。藤子・F・不二雄没後、待っていたかのように始まった、芸能人を積極的に起用する流れは、リニューアルに関係なく続いている。
ここ数年、一般人向けの映画はアフレコ未経験者で占められ、声優だけで占められる映画はアニメオタク向けという図式が定着してしまった。テレビアニメからの映画化においても、ポケモン、プリキュア、そしてドラえもんと、ゲストキャラクターは芸能人という図式も定着している。
宮崎駿が、以前、最近の声優を「娼婦の声」と批判したことをどこかで耳にした。これは半分本当半分嘘。演技のできない声優が増えているのは事実かもしれないけど、一方で、実力派の若手声優も決して少なくはない。マスコミ受けを狙うより、しっかりとオーディションを行って、選んでほしいものだ。
本当に、何とかならんもんなのかね?
そういえば、報知新聞の記事中で
実は2人はテレビアニメだけでなく劇場版も全作見ている大のドラえもんファン。
とあるが、本当に全部見ているのだとしたら偉いよ。自分は未だに「南海の大冒険」をみておりません。