魔法先生ネギま!麻帆良学園 大麻帆良祭ライブDVDついに発売

昨年12月10日に行われた大麻帆良祭がついにDVDとして発売された。ライブ当日に会場で燃え尽きた身としては、予約までしてしまった。もちろん、ライブDVDというものを購入するのは今回が初めてでもある。

約3時間に渡ったライブはノンカット収録を謳っているが、実際には曲の変わり目やアンコール、赤松健の発言など、微妙にカットされている。とはいえ、DVD2枚に分けられてた、合計150分を超える映像は圧巻の一言に尽きる。音響関係のトラブルでスピーカーから激しい雑音が流れてしまった雪広あやか役・皆川純子のソロ曲「雨あがりの天使」も、綺麗に編集されて収録されている。

とは言え、実際にライブ映像を目にすると、当日の感動がつい昨日のように思い出された。完全抽選の座席は運悪く2階席になってしまい、ステージはほとんど見えなかったわけだが、DVDではステージの様子が実によく分かった。

3時間ノンストップだった大麻帆良祭。伝説となった15分にもわたるハッピー☆マテリアルが流れる少し前には既に体力をほとんど使い切り、肩や腕は悲鳴を上げていた。「おしえてほしいぞぉ、師匠」の段階で残された最後の力を振り絞っていた状態であった。そして、Evangeline.A.K.McDowell役の松岡由貴が「次の曲が最後の曲だ!」と叫んでほどなくして、ハピマテ幕張メッセに鳴り響いたのである。体力を使い切って動くこともままならない体に黄泉の国から力がみなぎる感じがした。この感覚は、当日、あの会場にいた者しかわからないだろう。1月〜6月を合成したメドレー、声優が一度ステージから退場したあと、アンコールハピマテ、生徒31人+ネギ先生が一言ずつ挨拶。5000人の観客に「純子!」と叫ばせた雪広あやか役の皆川純子、感極まって泣き崩れる明石裕奈役の木村まどかとそれを慰める相川さよ役の白鳥由里、32人全員で歌って最後の締めを飾った「輝く君へ」。

全てが終わって声優がステージから消えたあと、3時間にわたって酷使を続けた体は言うことを聞かなくなっていた。その後約一週間、激しい筋肉痛に苦しむことになるのだった。

あの日、あの場所にいられた事を、大変光栄に思う。



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