お墓参り

今年もあの日がやってきた。

1996年9月23日、藤子・F・不二雄こと藤本弘氏死去。あの日から13年。

以前から訪れたいとは思いつつもなかなか機会がなかったのだが、ふとしたきっかけで直前に知り合った藤子ファンの日々のとむさんのお誘いも後押しし、本日、ついにお墓参りに行ったのである。

博士のイチゴな愛情の大正ロマ子さんも合流し藤子F氏のお墓へと向かっていたのだが、なかなか見つからず、ようやくたどり着いた藤本家のお墓、他のお墓と比較して特別に扱われている事もなく、目立たない場所にひっそりとあった。偶然にも数人のドラえもん声優の方々もいらしており、その方々のおかげで見つけることができたのであった。

また、我々が持参していたマッチの火がなかなか付かず、水田わさびさんからライターをお借りする事になった。水田さんを始め声優の皆様、ありがとうございました。本当に助かりました。

線香を供えた後、短い時間ながらも色々な事が蘇り、そして祈った。今年ついにあなたの全集が発売されたのです。初めて参ることができましたが、良い報告をする事ができました。

全集がきっかけとなり、新規の藤子漫画ファンも増えますように。


お墓参りを終えた後は、近場のファミレスにてミニオフ会。とむさんとはすぐに打ち解けた。まだお若いにも関わらず原作漫画の知識はA氏、F氏関係なく広くそして、深いことに驚く。さらに、多趣味。逆にこちらが圧倒されてしまった。

他にも色々な話をした。先日亡くなったあるさんことあるばたいんさんの思い出話もたくさんした。時間はあっという間に経過し、続いて中野のまんだらけへ。恥ずかしながら行ったのは実は初めてw そこでも時間の経過は早く、気づいたら空は暗くなっていた。

もっと話したいことはあったが、翌日の事も考え、お開き。ここ数年は様々な事情が重なり藤子熱は冷める一方であったが、F全集発刊と共に再び灯った灯が一段と明るくなるのを感じた。