ついに機種変の時きたる
6月3日、SoftBankは夏モデルを発表した。
孫正義の言うとおり、発表された機種のほとんどは女性向け、所謂スイーツ(笑)な端末であったが、発表された機種の残りには、ついに全部入りのサイクロイドケータイが含まれていた。
発表会でも全部入りと表現されていたように、これまでサイクロイドケータイでは頑なに搭載されてこなかったGPSとモーションコントロールセンサーが搭載されたのだ。
他にも、プレスリリースを引用すると、
- 自然で美しい肌色画質 大画面3.3インチフルワイドVGA液晶を搭載、「追っかけ再生」など充実のワンセグ機能
- 29mmの広角レンズを採用した5.2メガピクセルオートフォーカス対応カメラ搭載
- 「スマートリンク辞書」、「地図」の専用キーや、「光TOUCH CRUISER」を搭載し多彩な機能を使いやすく
- S! GPSナビ
- PCメール
等、十分にフラグシップと名乗る事ができるレベルに仕上がった。他にも、FeliCaチップは大容量メモリー、ICデータ通信対応となっている事やmicroSDHCメモリカードに対応している事も挙げられよう。特に、孫正義自ら発案したという、Wikipediaを参照できる機能は面白そうだ。
まあ、全部入りを謳っているとはいえ、メインカメラがCCDではなくCMOSだったり、スピーカーがモノラルだったり、インカメラが非搭載だったり、サブディスプレイが小さめだったり、過去に発売された端末と比較すれば、最強端末とは呼べないのかもしれない。しかしながら、今回搭載されなかった機能は個人的には妥協できるレベルである。1年前、912SHが発表されたときに購入を見送った理由となる3つの機能がついに全て搭載されたのだ。
4年半付き合ってきたV601SHからとうとう機種変更する日が来たようである。iPhoneは眼中にない。発売日に特攻する決心もついた。
7月上旬の発売が待ちきれず、さっそくmicroSDHCメモリカードを買ってしまった。