祝・ありがとう!阪神優勝!

今日ほど阪神ファンでよかったと思った日はなかった。18年。長かった。といっても前回の1985年はまだ野球ファンに目覚める前だったためか記憶にない。仙ちゃんの優勝インタビューを見て涙が出た。

思えば、自分が阪神ファンになったのは1986年の春、父の仕事の都合により大阪に住むようになってからである。当時は、前年の阪神優勝の余韻を十分に引きずっていた。その中で阪神ファンになったのは自然な成り行きだったのか、そう、気づいたら阪神ファンになっていたのだ。しかし、自分が阪神ファンになった1986年以降、今日に至るまで18年間優勝から見放されていた。1992年、優勝に近づいた事もあったが、そのあとは最下位が定位置になっていた。1999年、監督が野村克也になって一時的にではあるが阪神ブームが巻き起こった。あの当時、神宮球場でバイトしていた直木35の協力により神宮球場阪神−ヤクルト戦を観戦に出かけたのが昨日の事のように思い出される。あの時は阪神が勝った。話は前後するが、甲子園球場に足を運んだのは一度だけ。1986年のいつ頃だったのであろうか。大洋−阪神戦で1-2で阪神が勝った。勝利投手はキーオだったことは覚えている。

2001年12月6日、野村克也が妻の逮捕によって監督を辞任したとき、日記に阪神ファンをやめたいと思ったと漏らしている。でも、阪神ファンをやめる事はできなかった。そして、やめなくてよかった。星野仙一阪神の監督になったとき、ノムさんで散々がっかりさせられていたためか、あまり大きな期待は抱いていなかったと思う。昨年の5月までの快進撃の渦中においても「どうせいつもの事だから・・・」と思って期待しなかった。今年も6月を終えるまでは完全に信じられなかった。でも、虎戦士達はよく乗り越えてくれた。9回に6点差を追いつかれたものの引き分けに持ち込んだ4月の巨人戦。5月のバックスクリーン3連発。7月のマジック点灯、8月の死のロード、優勝直前のもたもた、そして、今日、本拠地甲子園で決めてくれた。ごめん。あまり文章をまとめられない。これ以上の喜びはないだろう。

さあ、次は日本シリーズだ!!!期待してまっせ!!

最後に。9月13日、仙ちゃんのお母様がご逝去されていたそうです。ご冥福をお祈りします。