8月14日(土)

会場に着いたのは13時半すぎ。ほぼ毎年行ってはいるものの、午後からのんびりと出かけているので例年通りである。アベトンボCEOは夕方に用があるらしく、自分が着いた少し前に会場を出たそうだが、会うことはなかった。東ホールと西ホールを何回も往復するのは大変なので、先に西ホールへ向かったのだが、その場の気まぐれでまずは企業ブースへと向かった。この時間ともなると限定グッズの配布や販売はほぼ終了しており、適当に見て回ったのだが、同人こんびに・共信印刷というブースにて日本ブレイク工業社歌でブレイクした萬Z氏のシークレットライブが14時から開催されるのを偶然発見し、その他のブースを手短に見て回ったあと、14時前にライブ会場で席を確保した。

そして、14時過ぎ、観客の盛大な拍手が鳴り響く中、日本ブレイク工業社歌英語バージョンを歌いながら萬Z氏は登場した。観客もヒートアップ。初めて生でしかも間近で見た萬Zに大感動である。勇み足ブルース〜炎のエビフライ〜希望の丘と歌ったところで、突然、一人の女性がステージに乱入してきた。なんと、美少女仮面ポワトリンで一世を風靡した花島優子だ。萬Z氏とはお知り合いらしい。会場に現れたいきさつについては、帰宅後に萬Z公式サイトの日記を読んで知ることになるのだが。実は、数日前、たまたま書店で不思議コメディシリーズのムック本を立ち読みして、花島優子インタビューも読んだのだが、なんという巡り合わせだろう。彼女は既に芸能界からは引退しており、子供もいる完全な主婦であるが、コミケには毎年サークル参加しているらしい。誰も気づかないそうだが。そっち方面の趣味は芸能界在籍時代からあったみたいである。日本ブレイク工業社歌 を二人で熱唱したり、花島優子が持参した放映当時発売されていたポワトリン変身セット争奪ジャンケン大会が行われたり大盛り上がり。見事変身セットをゲットした強者には花島優子がサインを入れて手渡しした。こうして盛大な拍手の中、萬Zと花島優子はステージ裏に消えたのだが、すぐにアンコールが鳴り響き、再び二人はステージに登場した。今度は花島優子もヘルメットをかぶっている。萬Zは「日本ブレイク工業社歌しか曲がねーけど、それでもいいか!」と言ったのだが、全然かまわないので、今度は観客も一緒に熱唱して、ライブはあっという間に終わった。

時計を見ると、既に15時前になっていた。もしかしたらげんしけんの主題歌が初お披露目されるかもしれないと期待していたのが、残念ながら、それはなかった。まだ1番しかできていないらしい。時間が時間だけに途中でライブから離れようかと思ったのだが、結局最後まで見てしまった。その分、思わぬゲストまで登場したので良かったんだけど。

すぐに西1・2ホールへ向かい、あらかじめチェックしておいたサークルに直行し、他のサークルには目もくれず目的の本を確かめ、即座に購入。そして、足早に東ホールへと向かった。

東ホールに着いたのは15時を回っており、もう既に撤収したサークルもかなりあった。まずはネオユートピアブースへ直行して、会報をその場で入手、同時に会員継続手続きも行った。そして、西ホールと同じく、あらかじめチェックしておいたサークルを足早に回って、目的の本を購入した。15時半頃に再びネオユートピアブースへ向かうと、既にドラちゃんのおへやのおおはたさんは到着していた。しばらく、おおはたさんや他の藤子ファンの方々と談笑していると、閉会時刻の16時を迎えて一斉拍手に参加した。撤収するネオユートピアの方々と一緒に動き出そうとした直前、間津井ベーカリーの間津井店長さんが現れた。お会いするのはオールナイト以来である。

ビッグサイト内のレストランでしばらく時間を潰した後、ゆりかもめ組とりんかい線組に分かれて、都心に移動した。そして、23時前までおおはたさん達と延々と濃いオタ話を延々と行い、駅前で解散となった。