ネギま!? Princess Festival in パシフィコ横浜

2期目のアニメも迷走し、声優も全員集合とならなかった中で行われた今回のイベント、単純に規模だけ考えれば大麻帆良祭より劣ってしまうのは仕方がない事ではあった。また、直前になって原作者の赤松健が日記で「恐らく、声優さん達はこれで”ネギま”を卒業ということになると思います」と書いていたのも気になる。

そもそも、先行販売〆切日の時点では出演声優が一切発表されておらず、行くかどうかすら寸前まで考えてしまったのだ。結果的には、〆切日ギリギリに半場やけくそ気味に申し込んだわけだけど。
さてライブ当日、みなとみらい駅ドラちゃんのおへや&はなバルーンblogのおおはた氏と待ち合わせ。みなとみらい駅のコンコースでは映画のPRで「ドラタウン2007」が行われており、開場までしばらく時間があったため、立ち寄ってみた。一応、二人とも藤子ファンなわけだし。

その後、ライブが行われるパシフィコ横浜 国立大ホールに移動したのだが、ロビーは、既に、グッズの展示と販売を行う「ネギま!? Princess Market」が催されており、大勢の人で賑わっていた。特に物販で買うつもりはなかったのだが、あまりにも暑いので急遽団扇を購入した。ちなみに、本日は不参加の能登麻美子が演じる宮崎のどかの団扇だけ売り切れていた。

ロビーでは物販の他に大麻帆良祭DVDの上映やWiiとDSの新作ゲームの宣伝、原作漫画の週刊少年マガジン先週掲載分の原画の展示、そして大麻帆良祭や Magical X'mas で使用された衣装の展示も行われていた。

Princess Market はライブ準備のため一時中断になり、いったん外に出た後、ライブ入場の列に並び直した。そして、16時を過ぎ、いよいよ入場時刻となり、会場内に入った。

自分達の座席は1階の18列目。といっても、10列目まではステージが出てきており、実質8列目であった。今までネギまのイベントでは席に恵まれなかったが、今回はついに引き当てた感じである。開始前の諸注意においてキャラ声を期待したが、係員による普通の注意だったのはちょっと残念であった。時刻は17時となり、いよいよライブの開始となった。

ステージが暗くなり、ネギ先生役の佐藤利奈がマントを羽織って登場。手で合図するとステージが明るくなり神田朱未野中藍小林ゆうが登場。1曲目はOP「1000% SPARKING」で、観客もいきなりのハイテンションで飛び跳ねまくった。今回は振り付けもばっちり予習してきた。やはり2番のセリフパートは大盛り上がりである。続いて、他の出演者も入れ替わり次々に登場していき、9バージョンが順番に歌われていったのだが欠席者がいるバージョンは、セリフパートは欠席者の分まで言い切り、歌パートは他の出演者が穴埋めする構成だった。特にチアリーディング部の出口茉美は、一緒に歌う伊藤静大前茜が欠席のため、一人でセリフを言う羽目になっていたのがちょっと悲しかった。今回、事前に出演者全員が麻帆良学園の制服を着て登場するという情報が一部で流れていたようだが、当日の衣装は制服ではないものの、全員、白のブラウスに灰色のスカートまたはスパッツの制服風衣装で統一させていた。なお、この日の出演者では最年長の松岡由貴のスカートが一番短かった (;´Д`)ハァハァ。

15分近くあった「1000% SPARKING!」メドレーの後はしばらくキャラソンが続く。今回は事前に歌われる曲をある程度予習してきたので、ほとんどの曲に追従できた。知っている曲が多いと、知らない曲より増して楽しめる。また、曲の合間には Magical X'mas の時と同じく朗読劇が挿入されていたのだが、朗読劇の間は座ることができ、ちょっとでも休めたのは大きかった。

皆川純子の「永遠の時を越えて」、OPで2回だけ使われた委員長のソロ曲いいねえ。小林美佐&相沢舞の「ポジティブ!アクティブ!モロジブン」、Magical X'mas で弾けまくった小林美佐は今回もアドリブ入れて前回以上に弾けまくりであった。

朗読パートで「ネギま!?」ではなく「魔法先生ネギま!」(所謂アニメ1期、またの名を火葬、黒歴史、etc...)の方のキャラソン「戦えバカレンジャー」のイントロがかかり、会場は「ウォーッ」と盛り上がりかけたがイントロだけでストップ。まあ後で、1番だけ歌ったからいいけどさ。

「出席番号のうた」はライブではなく、スクリーンに大麻帆良祭の時の映像が映し出され、バカレンジャーの部分だけうまく抜き出されていた。ライブでないにもかかわらず、曲に合わせて「ほっちゃん」「なっちゃん」のかけ声は揃っていた。この辺りから、今までのネギまイベントでは体験したことがなかった悲壮感を徐々に感じるのであるが。そう、今回のイベントが冗談抜きで最後だということを。

この後は、1期の歌も織り交ぜつつキャラソンがしばらく続いたあと、出演者全員を従えて、神田朱未が「おはよう!」を熱唱していった。佐藤利奈以上にフル回転であった。そうそう、パシフィコ横浜も雪広財閥の所有物らしい・・・。

ライブも終盤に差し掛かり、疲れを感じ始めた頃に、佐藤利奈神田朱未野中藍による「らぶ☆センセイション」がかかる。ハイテンションな曲で盛り上がり安いのだが、Magical X'mas の時はよく知らなくて不完全燃焼だった。今回は予習済で、コールを決めていたら、ジャンピングした際に前の座席に左膝を強打した。痛いと感じつつもたいしたことないだろうと思っていたら、帰宅後、左膝に赤い痣ができていたのは蛇足。

「Girls, be ambitious〜シンデレラになろうよ〜」を挟んで、神田朱未のソロ曲「星空レター」が始まったのだが、曲の途中で歌声に異変が。なんと、カンチが泣いている。観客は一斉に異変に気づいたようで、周りがざわめき気味になっているのがわかる。こんな事、今までのライブではなかった。感極まってしまったのか?「頑張れー」の声援も飛ぶ中、歌えなくなるまでには至らず、見事に歌いきったのであった。今から思えば、この出来事で、いよいよネギまライブが終わりだということを少しずつ実感するようになっていったような気がする。

最後はED「A-LY-YA!」。全員が揃うまでイントロが延々と流れ続けたのには少々参ったが、この曲も振り付けがあり、出演者と観客が一体となっていった。

アンコールの後、かかり始めたこのイントロは・・・「ハッピー☆マテリアル」!!待ってました!!やはりこの曲がないと。準備しておいたウルトラオレンジ発動。Kフェス2005で初めて生で聴いて以降、何回この曲で飛んだだろう。おそらく今回が最後。もう疲れが溜まっているのは関係無しに飛びまくったさ。本当の最後を飾ったのは「1000% SPARKING!」翌日は出勤だったが後先考えずに飛んださ。

そして、出演者一同による挨拶。右から順に一言ずつ言っていったのだが、泣くのを必死で堪えている声優が多い。やはり、今回が・・・。皆川純子大麻帆良祭に続いて今回も4000人の野太い声で「純子ー!」コールが行われた。大麻帆良祭で大泣きした木村まどかは今回は泣かなかった。あれから成長したようであり、よく頑張った。ステージ左の方にいた松岡由貴は、自分の番になると、堪えきれずに、泣いてしまった。まさか、この人が泣くなんて。一番驚いているのは本人のようだ。そして、大麻帆良祭の時点ではネギま声優ではなかった高本めぐみは大泣き。それを笹川亜矢奈が「泣くな!私も我慢するから、泣くな!」と慰める。その笹川も泣くのを必死に堪えながら、演じている朝倉和美のようにカメラを取り出し、客席を記念撮影、そして、「今日の髪型は朝倉和美に合わせたのでDVDで確認してください」とさりげなく宣伝して場内を和ませる。最後は神田朱未佐藤利奈の挨拶。その過程で客席の皆さんも手を繋ぎましょうという呼びかけもあり、誰一人躊躇することなく、隣の人と手を繋いで上に挙げた。出演者と客席がいつもにも増して一体化した瞬間でもあった。

全ての挨拶を終えると、神田朱未佐藤利奈を残し、出演者が次々にステージを去っていく。全員が去っていった後、二人がハイタッチして神田朱未も退場。そして、佐藤利奈が冒頭にように手で合図をするとステージの照明が落とされ、3時間に及んだライブは幕を閉じた。

今回のライブ、結論から考えれば、個人的には、今までのネギまライブの中では一番楽しめた。これには理由がある。

  • 座席が良かった

大麻帆良祭の時はアリーナではなく2階席、Magical X'masの時は特電による先行販売日当日に70分かけて何とかチケットを取ったにもかかわらず2階席、どちらのライブも出演声優ははるか彼方に見えるだけ。それに対して今回は、Magical X'masの時に配布されたチラシ先行で申し込んだことが幸いしたのか、1階18列目。10列目まではないので実質8列目である。出演声優が段違いに間近に見えた。

  • 時々休むことが出来た

大麻帆良祭も今回も3時間休憩無しのノンストップ。異なるのは、今回は朗読劇が所々に挿入され、その間は着席して休むことが出来たこと。おかげで体の負担は相当減った。

  • 歌われる曲の予習を事前に行った

大麻帆良祭もMagical X'masもテレビ版のOP、ED以外の曲はろくに知らずに行ってしまったので、知らない曲が多く、自分の知らない曲の時は楽しさが半減してしまった。今回は、1000%BOX、うたのCD(1)を購入、さらに未発売のうたのCD(2)に収録される曲が iTunes Store で先行配信されていたので、何曲か購入してライブに備えた。その結果、ほとんどの曲が知っている曲になったので今までの何倍も楽しめた。その分、金額もかかったが後悔はしていない。

今まで使ったことはなかったのだが、ついに手を出してしまった。アンコールでハピマテがかかることを信じて、無事、発動されたのであった。

  • 出演声優の涙

まさか、神田朱未松岡由貴が泣くとは思わなかったよ。この先、これほど大規模で行われる声優イベントなんてあるかどうか・・・。この瞬間に立ち会うことが出来て本当に良かった。ありがとうネギま