SoftBank 923SH使用感(1)
2Gと3Gのサービスの違いは別の機会に譲る、とりあえず本体の使用感を中心に書いてみる。
- 良いところ
- 悪いところ
- メニュー画面の配置。テンキーでショートカットはできるのだが、V601SHと異なり数字が画面に表示されないのは不親切。これ、かなり前からネットでシャープの3Gケータイの欠点として挙げられていたような気がする。
- 文字入力画面はもっさり気味だったV601SHよりサクサクに入力できるのだが、記号を呼び出す画面でテンキーを使ったショートカットができない。光TOUCH CRUISERでカーソル移動できるので、ある程度は補完可能ではあるけど。
- V601SHの電子ブックに相当するS!アプリ「ケータイ書籍」はテキストファイルを認識せず、拡張子を".txt"から".zbk"に変換しなければならない。
- Y!ボタンの長押しがファミリンクリモコンforAQUOSの起動に固定化され、カスタマイズできない。V601SHでもテンキーの「0」長押しがバウリンガルコネクトに割り当てられ、カスタマイズできないという事があった。シャープには学習能力がないのであろうか。せめて他社のテレビも操作できれば良かったのだが。ちなみに我が家にAQUOSはないし購入予定もありません。
- インカメラがない為、自分撮りができない。とはいえ、V601SHで自分撮りした事は数えるほどしかないからたいした問題ではないのかも。
キー配置の変化に関しては慣れるしかない。辞書キーと地図キーはもう少し下でも良かったと思う。記号や句読点を入力するときに押し間違えてしまう事が多い。
カメラ位置に関しても上ヒンジにあったV601SHと比較すると、下ヒンジでは使いにくい。
なお、モーションコントロールセンサも試してるのだが、往復動作が上手くいかない。コツがいるようである。
サブディスプレイが小さめな点は気になっていたが、着信時には名前が表示され、メール受信時には本文の先頭がスクロールで表示された為、実用上はそんなに問題なくなった。ただ、直射日光下では有機ELは見にくい。
カメラ性能に関してであるが、ざっと使ってみた感じでは、顔認識が便利であるものの、CMOSの為、ノイズが乗りやすいように感じた。
それぞれ一長一短がある為、完全に上回るという結論は下せず、4年以上前に発売されたV601SHの性能の高さを改めて証明するという事にもなった。
いずれは実際に写した画像を用意してみようかな。