SoftBank2009春モデル発表

本日、ソフトバンクモバイルは2009年春モデルを発表した。(プレスリリース

吉本芸人付き発表会が想像以上に寒かったので本題に入る。

AQUOSケータイ SoftBank 932SHは923SHで妥協あるいは手を抜いた点がほぼ改善されている。(プレスリリース

923SHはほとんど全部入り端末だったが、全部入り端末ではなかった。その点、932SHはより全部入り端末に近くなったといえる。

以下は923SHから進化した点。

  • カメラがCMOS520万画素からCCD800万画素に
  • サブカメラ復活
  • モノラルスピーカからバーチャル5.1ch対応3スピーカーに
  • 段差のないNewサイクロイドスタイル
  • サブディスプレイが86*16ドット(1行表示)から48*32ドット(2行表示)に
  • モバイルウィジェット搭載
  • Wワンセグチューナー
  • アークリッジスリムキー
  • 3D対応ゲーム
  • microSDHC 16GB対応
  • 大容量ファイル添付機能(300KB→1MB)
  • 複数辞書一括検索
  • 見せかけコール
  • 電池残量のパーセント表示が可能に
  • 高さが113mmから109mmに

ここまで機能が追加されると削られる機能がないか不安になるものだが、GPS、光TOUCH CRUISER、モーションセンサーは継続搭載のようだ。ただ、音源チップが128音のMA-7のままなのかは未確認。秋冬モデル930SHと931SHは何故か64音のMA-5に格下げされていたので。あと、923SHではメール入力画面で長文になるともっさり気味になっていた点は改善されているのか、ケータイShoinの漢字変換は改善されたのかは気になるところ。

本日発表された一部機種は7.2Mbps対応となっているが、932SHは3.6Mbpsを踏襲。だが、現在のインフラ状況を考えればカタログスペック上のみの改善にとどまりそうであるし、そもそも3.6Mbpsで不満は感じていないので、個人的には大した問題とは思っていない。そもそも、今までPDCを使い続けてきた身にとっては、3.6Mbpsは別次元の世界だったから。例えるならダイヤルアップからADSLに乗り換える場合とADSLから光へ乗り換える場合の感動の差といった所だろうか。

932SHの完成度が高いとV601SHを4年半使い続けてから昨年923SHに機種変した事を悔しいと思うのだが、確かに悔しい。とはいえ、保有ポイントの中に昨年9月で失効するポイントが相当あった状況で、あの時点での機種変は避けされない状況だったし、923SHも購入後半年を経過し、クセのあるカメラも使いこなしつつある状況を考えれば、あと半年くらいは使い続けられそうである。つまり、購入後1年が経過する今年の7月以降に932SHに機種変する可能性はあるという事だ。もちろん、非スパボ一括でね。相当の出費になるだろうけど・・・。