Kフェス2004(2) るちあのマーメイドビーチパーティ6

・1日目

ネギま!イベント終了直前、次のを観覧しにきた親子連れが座席の確保を始める。ヲタに負けじと妙なオーラを感じた。アリーナ席を含めた客席前方は親子連れで、後方はヲタで埋まった。係員側からの注意もなく、自然と住み分けがきちんとできたのは感心。1月のワールドホビーフェアのミルモイベントはちょっとしたハプニングがあったからなあ。おかげで5月の同様のイベントはロープが張られ、前方はお子様連れ限定になっていた。客席のあちこちで係員から抽選券の配布が行われていたが、自分はもらいに行かなかった。ってもらいに行けるかよ。メインの観客は親子連れなんだから。おっきなお友達には自粛して貰いたいのだが、貰っている輩は多かった。

最初に司会のお姉さんが登場し、続いてOPを歌っている喜多村英梨(一部での通称:ヲタエリ)が登場。「さっきまで会場を回っていました」といきなり盛り上げる。さすがだ・・・。そして、OP「Before the Moment」熱唱。続いて、七海るちあ役の中田あすみ、宝生波音役の寺門仁美、洞院リナ役の浅野まゆみがマーメイドプリンセスのコスプレで登場。中田あすみ、身長高っ。事前にネットで見られる画像を見て最年長の浅野まゆみに引き気味になっていたのだが、実際に生で見るとびっくり。写真写りが悪すぎることがわかった。年齢を感じさせず若々しく見えるし、スタイルもいいし。脇のスリットから時々見える足がヤヴァい。また、アニメそのままに、マメプリ3人はタカラのe-pichiを持って歌うのであるが、会場のスピーカーには繋がれておらず、別にヘッドギアタイプのマイクをつけていた。

浅野まゆみ寺門仁美中田あすみの順でピュアになってからのソロの新曲を歌った。そしていよいよマメプリ3人によるKODOUを「ぴちぴちボイスでライブスタート」のかけ声と共に熱唱。ここでも寺門仁美は緊張していたのか、振り付けやマイクを持つ手が他の二人と逆になったりしていた。客席最後方の端ではペンライトのコール集団数名が飛び跳ねながら(一応)盛り上げる。コールするたびにアリーナ席の親子連れが後ろを振り向くのには笑った。ソロ曲を聴くと、それぞれの歌唱力がよくわかるのだが、浅野まゆみは文句なしのいい声で舞台経験があるからか振り付けも決まっている。寺門仁美は時々間違えかけたりとかなり緊張しているご様子。中田あすみは無印ぴっちの第1話で披露した衝撃のぴちぴちボイスから進化していた。多少物足りない気も・・・。

そして、抽選会になったのだが、先ほどまでサイン会をしていた原作漫画の作画を担当している花森ぴんくもヲタエリと共に登場。ヲタエリが引いた番号が444で、当たった観客はうわー。司会のお姉さんは「お父さん前に出てきてください」とごまかしていたけど。浅野まゆみが渡していた。

最後は花森ぴんく先生とヲタエリが再登場し、ヲタエリはタオルを首にかけて秋葉原を歩くオタクスタイルになる。そして、無印時代からの定番曲である Legend of Mermaid をマメプリ3人+なんと花森ぴんく先生とヲタエリも加わって熱唱して終わった。

・2日目

本日は花森ぴんく先生とヲタエリは出演せず。日曜日ということとこの後がネギま!ということもあって、昨日より人が断然多い。抽選券配布もお子様限定になった。昨日はヲタが抽選に当たってしまい、気まずい雰囲気になったので方針を変えたのだろう。最初からそうしてればいいのに。ヲタエリが出ないため、マメプリ3人は最初から登場した。昨日と同じく、司会のお姉さんはコスプレに触れた。姐さんの衣装のスリットにも触れて、生足を見せるようにそそのかし、浅野まゆみは期待通りチラリと披露してくれたのであった。生と写真とでは受ける印象が全く違うことはこの人と能登麻美子で証明されている。

時間配分は昨日と同じであったため、昨日にはなかった演出が加わる物かと思いきや、変わることもなく、浅野まゆみ寺門仁美中田あすみの順にソロを歌い、中田あすみが歌い終えたところで、マメプリの残り二人もステージに登場し、「ぴちぴちボイスでライブスタート」とKODOUを熱唱。ネギま!ステージを後に控えているため、ペンライト集団は昨日の数倍はいて、コールをしていた。

KODOUを歌い終えた後は抽選会となったが、お子様限定だったため、昨日のような見苦しいヲタがステージに登場することもなく進行した。そして、Legend of Marmaid で終了〜と思いきや、司会のお姉さんは「これで終わりです。もう一度3人に盛大な拍手をお送りください。」と言ってしまい、マメプリ3人はとまどいながらもステージから引っ込んでしまった。そして、客が退場し始めたところで、司会のお姉さんは、あわてて「今日は特別にもう1曲歌ってもらいます」と3人を呼び戻した。しっかりしてくれよお姉さん・・・。花森先生とヲタエリがいないので、3人で歌い、今度こそ本当にマメプリ3人はステージから退場した。司会のお姉さんは、最後まで「今日は特別にもう1曲歌ってもらいました〜。」とごまかしていた。


・総括
本作は良くも悪くも歌がメインということで、非常にイベントステージ向きなアニメでもあるが、原案の講談社はそこまで考えていたのだろうか。まったりしているミルモイベントとは雰囲気がまた違っていて、ある意味、非常に興味深い。お子様の場合、声優のトークはあまり興味ないだろうし、歌を聴いていた方が楽しめるのだろう。
オタクに対しては、最近流行になっているのか、役を演じる中の人がコスプレで出てくるサービスも、意外にも見苦しいと言うことはなく、よかった。次回以降、残りヲタエリを含めた7人全員でコスプレして出てきてほしいとマジで思った。残念だったのは、限度を超えたヲタが一部にいたこと、撮影・録音禁止なのに写真を撮っていた親が所々で見受けられたこと、そして、司会のお姉さんのミスがあまりにも多かったと言うことだろう。

最後に、本作の本編についても語ることは多いので、いつか書こうと思う。