けいおん!! ライブイベント 〜Come with Me!!〜 (3)

そしてライブ再開。あいなまさんからオレンジのサイリウムを準備するように呼びかけがあった時点で次にかかる曲は分かった。UOではない通常のオレンジ、そして純ちゃん用に準備したパステルブルーも取り出して待機させた。


M8. ウキウキNew! My Way <憂>
M9. 純情Bomber!! <純>
M10. Jump <和>


「ウキウキNew! My Way」のUO率は高かった。ていうか自分以外の人間で通常のオレンジ振ってる人いたのか、という所。まあ、オレンジなんだけどさ。UO折る曲ではないよな。この日に備え、脇キャラ3人のキャラソンレンタルCDで予習したからな。次にかかる曲は自分も含めほとんどの客は和のキャラソンと予想したものだから、一瞬、会場が緑に染まった。しかしかかりだしたのは純のキャラソン「純情Bomber!! 」!会場大慌てでサイリウムを持ち変え。物販のサイリウムセットを買った人は純の色もあったが、買っていなかった人は青で代用。自分の場合は先に書いたようにパステルブルーを折った。実際に折ってみると物販の物と色の違いは無く、同じ色だったようで大正解であった。CDだと永田さんは普通に歌っていたのだが、ライブでは純ちゃんっぽく要所要所で叫びながら歌った。髪型も純ちゃん風にしており、緊張の最中、よく頑張ったと思う。続いて和のキャラソン「Jump」。緑のルミカライトで代用したが、物販の和の色はどのような色だったのか分からなかった。前回の横アリでも感じたが、藤東さんはとにかく歌上手いです。和以外にレギュラーが無いのは非常に惜しい。エイベックスよ、もっと使ってあげてください。ところで、さっきかけていた眼鏡は外していたけど、伊達眼鏡だったのかな。

3人のキャラソンタイム終了後、会場は暗くなり、スクリーンにてアニメのアフレコが流れる。部室が雨漏りの改修工事で使えない為、代わりの練習場所を探しているが見つからないという。そうこうしているうちに扉がたくさんある部屋に迷い込み、せーので開けようとするHTTの5人。カウントダウンが始まり、会場の客と一緒にカウントダウンをすると、なんと数メートル後ろのアリーナ中央がスポットライトで照らされ、照らされた場所はセンターステージだった。そして脇の入口からHTTの5人が大歓声の中現れて、センターステージへ上がる。そう、自分が機材席スペースと思っていた場所はステージだったのである。一瞬、動転した。アベトンボと見つめ合い、今、目の前で起こっている事を再確認する。HTTの5人、1期がスタートしてから声優界でもっとも注目された5人が自分の目の前、5mくらいだろうか。手が届く場所にいるのである。なんと表現すれば良いのか、これ以上言葉が見つからない。


M11. いちごパフェが止まらない <放課後ティータイム(Vo.唯)>
M12. ときめきシュガー <放課後ティータイム(Vo.澪)>


仕切り直してセンターステージでのライブスタート。1曲目は唯ボーカルにて「いちごパフェが止まらない」。本編では流れていないが放課後ティータイムIIの1曲目に収録されている曲で客席からのコールも完璧。続いて澪ボーカルの「ときめきシュガー」。第7話 「お茶会!」にて澪がドヤ顔で読み終えた詩に曲を付けた物。この曲も放課後ティータイムIIに収録されている。歌い始めてしばらくしてアクシデン発生ト。会場のあまりの声援で演奏が聞こえなくなったのかひよっちの歌声が伴奏とずれていき、多くの観客もそれを察知したのかPPPHを止めた。自分の周りの客も一瞬何が起きたのか分からない様子だったが何かが起きているのかは察知していた。ひよっちは途中で歌うのを少し止めた後、リズムを合わせて歌唱再開。あとで知ったのだが、この時、あいなまさんとっさの判断でひよっちにどこを歌っているのかアドバイスをすると同時に、客席からも合唱が起こる場面になっていたそうである。センターステージは360度とは言え、実質的にはアリーナC側が正面となっており、後ろからはあいなまさんの動きまでは掴めていなかった。

何とか歌い終えた後は会場を4分割しての声援合戦。自分のいたエリアはチームムギとなった。イメージカラーがピンクなのは王国民としての妙な運命を感じた。チーム梓になった観客の声援は他のチームに増して凄まじく、またあやにゃんが「みんなの大好きなあずにゃんの言葉は?!」と呼びかけ、観客が(ペ…ペロペロ(^ω^)??))と叫びかけようとしたところに、あやにゃん「にゃん♥!」と言い、チーム梓の観客から妙にホッとした表情が伺えた。4分割だと一人余るが、余ったチーム律に関してしゅが美は「ここからここまで全部律っ!!」と360度全体を包み込んで大盛り上がりだった。


M13. Honey sweet tea time <放課後ティータイム(Vo.紬)>


気を取り直して、続いては「Honey sweet tea time」。珍しいメインボーカルがムギの曲である。コールもばっちり決めた。

そして、センターステージでは最後の曲となった。あれ、「五月雨20ラブ」と「冬の日」は歌わないのか。「冬の日」に備えてホワイト多めに持っていたのでちょっと残念。最後の曲は予想通り…


M14. ごはんはおかず <放課後ティータイム(Vo.唯)> 


その盛り上がりたるや、とにかく凄まじく、「1!2!3!4!GO・HA・N!」「どないやねん!!」の揃いっぷりは完璧だった。王国民の端くれとしてすごいです…。

こうしてセンターステージからHTTの5人は去っていった。ありがとう!ありがとう!!5人の姿はばっちり焼き付けたぞ!

再び会場は真っ暗になり再びメインステージへ。ステージに現れたのは…DEATH DEVIL!!


M15. Maddy Candy
M16. ラヴ


1曲目は予想に反して「Maddy Candy」。という事はこの時点で最低2曲は歌うのは確定。1曲しか歌わないのは勿体ないので非常にありがたい。横アリと同じくキャサリンコスのアサ姉が完璧になりきって登場。スクリーンが2分割されクリスティーナコスの浅川姐さん登場!一目で格好良かった。二人とも完璧である。大閃光バイオレットはさっき暴発させてしまって既に光らないので通常のヴァイオレットで代用したが、まあ、仕方ない。控えめながらおそらく人生初のヘドバンもした。「Maddy Candy」を歌い終えると、浅川姐さんは「3万人入ってるって聞いたけど…こんなもんか!!」と煽りまくる。それに答えさらに盛り上がる観客!続いて第10話でさわ子が歌った「ラヴ」!ステージは所々で花火が焚かれ、熱が伝わってくる他、重低音は耳からではなく腹からも聞こえてきた。絶対難聴になる者出るだろうな。第10話見た時にキャサリン浅川悠そのものだと思っていたが、まさしくその通りであった。演技ではなく、地でやっているようにしか見えなかった。

自分の世代だとアサ姉こと真田アサミはやはりデ・ジ・キャラットである。そのデ・ジ・キャラットがこうして山中さわ子として若い世代にも認知されていくのは嬉しく思った。自分が初めて声優が出るイベントに参加したのはブロッコリーのラジオの公開録音で真田アサミ新谷良子田村ゆかりの3名がパーソナリティを務めていた。その後も、BTL IVやローゼンメイデンまりあ†ほりっくのイベントで数え切れないくらいアサ姉を見てきたが、けいおん!!におけるポジションは他のイベントとは明らかに違っていた。前回の横アリは出演者最年長として至るところでまとめていたし。そして浅川悠といえば、まだドリカンクラブに在籍していた頃、文化放送斉藤一美のとんカツワイド」に堀江由衣と二人で出ていた頃から知ってはいたものの、生で観たのは今日が初めてで実に感慨深かった。なお、前回とは異なってゲスト参加だった屍忌蛇がおらず、DEATH DEVILの再現を重視し、ゲストのベーシスト(デラ)とドラマー(ジェーン)も女性で統一させていた。