非常に不安なブラックジャックのED

先日、犬夜叉のOP/EDを集めたCDの一面広告を見かけたが、曲の切り替わりの早さと言い、関連性のなさといい、avex所属の歌手のベスト版のジャケットを高橋留美子が手がけているといった方が適切である。しかも、これが大多数の人間に受け入れられちゃっているんだから。avexは曲を使い捨てとしか思っていなくて、何十年以上にわたって歌い継がれるような曲を送り出す気なんて全くないと感じる。

んで、犬夜叉の後番組、ブラックジャックの歌手と主題歌が発表されたが、EDは大塚愛の「黒毛和牛上塩タン焼680円」だってさ。ブラックジャックについては高額な治療費を要求しながらも腕は確かという無免許の医者を描いた作品という最低限の知識しかないのだが、いくらなんでもEDのタイトルひどすぎ、まさか 和牛=人間 とたとえていることはないと思うが、ドラえもんナマズといい勝負だな。新曲がたまたまブラックジャックのEDに使われることが決まっただけの話なのであろう。今、一生懸命マスコミ向けのこじつけのコメントを考えたりしてな。

歌の発注が来ると、原作を熟読し完全に自分のものにしてから創作に取りかかっていた故・岡崎律子のような人間はいないのか?

ブラックジャックについては高額な治療費を要求しながらも腕は確かという無免許の医者を描いた作品という最低限の知識しかないのだが、いくらなんでもEDのタイトルひどすぎ、和牛=人間とたとえていることはないと思うが、ドラえもんナマズといい勝負だな。

そんなavexの数少ない良心だったのがヤミと帽子と本の旅人のOPとED。EDは主役を勤めた小林沙苗が歌ったが、注目されるのはOPの「瞳の中の迷宮」。avexavex mode というアニメ専門レーベルを持っているが、OPに関してはavexレーベルで出された。OPは新人の嘉陽愛子のプロモーションとして使われたとはいえ、OPもEDも作品の世界観というかストーリーを作品名なしで歌いきった名曲である。正直、嘉陽愛子の歌唱力は発展途上の段階であったのは否めないが、CCCDでなきゃおそらく買っていたと思う。本日、avexは原則として全てCCCDとしていたのをアーティストの裁量に任せる方針に切り替えたが、もっと決断が早ければ、ヤミ帽のOPとEDはCDでリリースされていたのだろうか。

ちなみに、avexでもサクラ大戦関連についてはCCCDを一切採用せずCDを貫いている。ドリームキャストのようなゲーム機をCDプレーヤーとして使っている方に対して再生保証のないCCCDでリリースすることはできないという広井王子の方針だったかな。偉いぞ広井王子


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